産業用製品
住宅用製品
ニュース
お役立ち情報

太陽光発電で生じる電磁波にはどんな影響がある?

お役立ちコラム
COLUMN

住宅用

太陽光発電で生じる電磁波にはどんな影響がある?

太陽光発電は、天然資源である太陽光を利用したエコな発電システムですが、その特性上ソーラーパネルから電磁波が生じることが分かっています。日常生活ではさまざまな電子機器からも電磁波が発生しています。しかし、どれくらい人体に影響があるかは詳しく解明されていません。今回は太陽光発電で発生する電磁波について解説します。

いったいどこから?太陽光発電で電磁波が生じる理由とは

まず始めに太陽光発電から電磁波が発生する理由について説明します。太陽光発電はその名の通りソーラーパネルで太陽を受け、その光を電気に変えて、自宅で消費するか送電線で電力会社へ送るという仕組みです。ソーラーパネルの中では「光電現象」が起きて直流の電気を発生させますが、この段階では電磁波はまだ出てきません。

電磁波はソーラーパネルと自宅をつなぐパワーコンディショナで発生するのです。いまのほとんどの電気製品では、直流の電気はそのままでは利用できませんので、パワーコンディショナで交流の電気に変換します。この変換作業を行う時に高周波の電磁波が発生し、周囲に拡散していきます。今のシステムでは直流から交流への変換は避けられないことですし、変換時に電磁波を発生させないようにすることも難しいといわれています。また、パワーコンディショナには屋内型と屋外型があるので、可能であれば屋外型をおすすめします。

健康被害の報告も!電磁波の影響ってどんなもの?

携帯電話やWi-Fi、電子レンジなどの家電など電磁波を発する機械は身の回りにたくさんあります。街中にも家の中にも常に電磁波が飛び交っているのが現代社会です。電磁波が身体に悪影響を及ぼすという研究結果も出ていますが、実際のところ電磁波が盛んに利用されるようになって歴史が浅いということもあり、ハッキリした結論は現状では出ていません。

ただし強い電磁波が白血病やガンを発症するリスクがあることは分かっているので、一定以上の電磁波に対しては国も規制をかけています。電磁波過敏症という病気もあり、日常的な電磁波でも、浴び続けると不眠症やイライラ、頭痛やめまいといった症状が出る人もいるほどです。太陽光発電のパワーコンディショナから出ている電磁波は、2mほど離れると元の0.1%程度まで下がるというデータもあります。太陽光発電が原因で病気になったと、ハッキリ断言できる事例は今のところありません。しかし、特に電磁波に弱い体質の人は影響を受けることがあるかもしれません。

普通の家電レベル?国際規格にも適合しているというデータも

もちろん太陽光発電のメーカーも、電磁波の発生については理解しています。安全性を保証するために、財団法人電気安全環境研究所(JET)に依頼して、パワーコンディショナなどから発生する電磁波が国際基準に適合していることを認証してもらっているのです。JETの調査では、パワーコンディショナから発生している電磁波は、機械から30センチ離れた所で測定した結果、電気カーペットよりも少ない電磁波だったいう結果が出ています。この調査結果は産業用の太陽光発電の話で、家庭用ならさらに電磁波は弱くなるでしょう。

また、パワーコンディショナの位置も生活空間から離れた場所に設置されていることが多く、人体に影響のあるレベルの電磁波を直接浴びる可能性は極めて少ないと考えられています。

電磁波の影響を受けないためにも正しい運用を

太陽光発電システムのパワーコンディショナから電磁波が発生していますが、電磁波の影響度は科学的にも確定しておらず、どのレベルなら危険でどのレベルなら安全とは一概にいえない状況です。財団法人の調査では普通の家電レベルの電磁波しか発生していないというデータもあり、人体への影響は心配ないという話もあります。電磁波について正しく理解してから太陽光発電について考えてみましょう。

お問い合わせはこちら
03-5802-6209(土日祝除く 9:00〜18:00)