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業界初の気温変化と日射量変化を取引対象とする 天候デリバティブ商品を三井住友海上と共同開発

2020.10.15

プレスリリース

業界初の気温変化と日射量変化を取引対象とする 天候デリバティブ商品を三井住友海上と共同開発

株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長:中村 創一郎)は、夏季の気温並びに日射量変化に伴う電力小売事業の原価増大リスク低減を目的として、三井住友海上火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:原 典之)と天候デリバティブ商品を共同開発しました。

天候デリバティブとは、気象現象によって発生するリスクを取引の対象とする金融派生商品の一種です。損害保険とは異なり、気象現象を直接の対象とした権利を売買します。

電力事業においては、一般に気温が上昇又は低下して需要が変動すると、電力市場の価格が上下し、調達単価や販売価格が変動します。また、日射量が増加又は減少すると、太陽光発電の発電量が変動することで、電力市場の価格が上下し、調達単価や販売価格も変動します。

本商品は、気温変化と日射量変化が収支に与える影響を分析した結果に基づき、気温と日射量の双方を指標とした設計となっており、各指標において事前に定めた基準に対する乖離分に応じた金額が受領できるような電力業界初※の商品となっています。本商品を利用することで、気温と日射量それぞれの指標の基準からの乖離分に応じた金額を受け取ることができるため、収益リスクを低減させ、事業安定化につなげることができます。

Looopは安定して安価に電気を供給できるよう、引き続き取り組んでまいります。

※Looop調べ

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Looop コンタクトセンター
TEL:03-4577-9001(平日9:00~18:00)
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