2026.03.03
プレスリリース
チリも積もれば大きな負担に! 「電気代の思い込み」や 「正体不明のゴースト損」を筆頭とした“ムダ電気習慣”など 家計に響く「チリツモ電気」に迫る、調査結果を発表 ~「電力自由化」から10年たった今でも、約2人に1人が「電気代はどこも同じ」と思い込み...!?~

この度、「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、エネルギーと暮らしの新しいあり方を追求する株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長 CEO:中村創一郎、以下「Looop」)は、「電力小売全面自由化」から10年を迎える2026年4月1日を前に、昨今の物価高により家計への負担が増すなかで「節約」に対する生活者の意識と、実際の行動を明らかにするため、全国の男女1,019名を対象に「暮らしに関するアンケート調査」を実施しました。
なかでも本調査結果では、約8割が節約を意識している一方で、「電気代」については、料金の仕組みや選択肢を十分に理解しないまま、見直しに踏み出せていない人が多いことが見えてきました。実際に、全体のうち約2人に1人が、電力会社の違いがわからないまま「電気代は下がらないもの」と諦めている状況です。
国の制度としては、電力会社や料金プランを自由に選べる環境が整っているにもかかわらず、「どこを選んでも変わらない」というイメージや、電力の仕組みについても誤った理解のまま見直しを諦めてしまっている──。本調査は、そうした“節約意識の高さ”と“行動に移せていない現実”とのギャップに着目し、電気代を取り巻く生活者のリアルを読み解いています。
次ページからは、昨今の節約意識から、日常に潜む“ムダ電気習慣”、それらを放置した場合に生じる家計への影響、さらには電力会社や料金プランの選択によって、実際に生まれている差までを調査結果とともに紹介します。なお、こうした何気ない選択や習慣の積み重ねによって、気づかないうちに電気代が家計負担へと響いていく状態を、本調査では「チリも積もれば大きな負担になる電気代」=「チリツモ電気」と定義し、その実態に迫りました。
調査トピックス
Topics1 「物価高で広がる“節約モード”。約8割が節約を意識し、水道光熱費など“固定費”にも関心」
Topics2 「約2人に1人が、電気会社の仕組みや選択肢を十分に理解しないまま「下げること」を諦めている実態...!」
Topics3 「1位は「電源プラグの差しっぱなし」。何気ない“ムダ電気習慣”が、家計をむしばむ...!?」
Topics4 「最大約18万円! “ムダ電気習慣”を10年放置すると... 家計の大きな負担に。」
Topics5 「ムダ電気習慣が集中する、“チリツモ電気ファミリー”の存在が明らかに。」
Topics6 「 「電気代は、どこも同じ」は本当?事実、新電力利用者の60.5%が「安くなった」と回答」
Topics7 「2026年4月は「電力小売全面自由化」から10年と物価高対策が終了。新生活前に見直したい、電気代」
1.「節約意識」と「電気代」の現実
Topics1 「物価高で広がる“節約モード”。約8割が節約を意識し、水道光熱費など“固定費”にも関心」
新生活が始まる春は、暮らしへの期待が高まる一方で、食料品や日用品をはじめとした各種値上げのニュースが相次ぎ、家計への不安を感じる人も少なくありません。
こうした背景のなかで実施した本調査では、約8割が「節約を意識している」と回答しており、物価高が生活者の節約意識に影響を与えていることが、示唆されました。

具体的に「節約を意識している消費カテゴリー」を尋ねたところ、最も多かったのは「食費」で58.3%、次いで「水道光熱費(電気・ガス・水道)」が55.3%という結果となりました。
食費や外食費といった日々の支出と並び、水道光熱費が上位に挙がったことから、生活者の間で固定費に対する節約意識も高まっていることがうかがえます。

Topics2 「約2人に1人が、電力会社の仕組みや選択肢を十分に理解しないまま「下げること」を諦めている実態...!」
しかし調査を進めると、水道光熱費のなかでも、特に「電気代」を抑えるための具体的な手立てについては、十分に理解されていない実態が見えてきました。
日本では、2016年4月1日以降に「電力小売全面自由化」が導入され、生活者が自身のライフスタイルや価値観に応じて電力会社や料金プランを選べる環境が整いました。それにもかかわらず、電力自由化から約10年を迎える現在でも、「大手電力」と「新電力」の違いについて理解している人は約3割にとどまっています。

さらに、この10年間で電気料金を見直した世帯は、たったの約2割でした。

また、全体の約2人に1人が、電力会社の違いを十分に理解していないまま「電気代はさほど変わらないと思う」と回答しています。

こうした状況の背景には、電力会社の仕組みに対する理解の不足もあると考えられます。
実際に、電力会社に関する基礎的な知識レベルを確認するためアンケートを行ったところ、約4割が1問以上の誤解があり、全問正解には至りませんでした。
たとえば、「電気の品質(停電しやすさ等)は会社によって変わる」「契約先を変えると工事が必要な場合が多い」「解約金が必ず発生する」といった項目についても、誤解している回答が一定数見られました。
こうした思い込みが、結果として見直しの機会を遠ざけている可能性が示唆されています。

2.日常の「ムダ電気習慣」と10年で生じる「家計への負担」
私たちLooopでは、これらのデータを通じて、見直しの機会を逃してしまっている生活者が多くいることを実感しました。
そして本調査結果が、物価高に悩む多くの方々にとって、日々の暮らしのなかに潜む“ムダ電気習慣“に気づき、より自身の暮らしに合った「電力会社」の選択、そして「電力」との向き合い方について、考え直すきっかけとなることを願い、引き続き調査を進めました。
Topics3 「1位は「電源プラグの差しっぱなし」。何気ない“ムダ電気習慣”が、家計をむしばむ...!?」
なかでも、日々の暮らしのなかで何気なく行っている「電気の使い方」が、どの程度家計に影響しているのかを検証するため、「ついやってしまう」ムダ電気習慣について尋ねました。
その結果、最も多かったのは「テレビやレコーダーなど、使っていない時間も電源プラグを差したままにしている」で44.9%となり、約半数が“つけっぱなし・差しっぱなし”の状態であることが明らかになりました。
続いて、「10年以上前に購入した家電(エアコンなど)を現在も使い続けている」が22.9%、「冷蔵庫が買いだめや作り置きで常に詰まっている」が16.5%、「暑い・寒いと感じた際に、エアコンの設定温度をすぐに上げ下げしている」が14.4%という結果となりました。

こうしたデータから、節約や節電を意識しているつもりでも、日常の何気ない行動や“当たり前”になっている習慣が、結果として電気代を押し上げている可能性があることがうかがえます。そして、それぞれの行動について回答者に理由を尋ねたところ、生活者のリアルな声が多く寄せられました。
◯電源プラグを差したままにしてしまう理由
「抜いたり差したりすることで逆に電気代がかかりそう」「年間に、そこまで大きな影響があるとは思えない」
◯古い家電を使い続ける理由
「壊れていないのに買い替える必要性を感じない」「家電は壊れるまで買うものだと思っている」
◯冷蔵庫の買いだめしてしまう理由
「安いからつい買い込んでしまう」「半額商品に飛びついてしまう」
◯エアコンの設定温度をこまめに変える理由
「こまめに温度を下げたり上げたりする方が、エコだと思っていた」
Topics4 「最大約18万円!“ムダ電気習慣”を10年放置すると... 家計の大きな負担に。 」
では、こうしたムダ電気習慣を放置した場合、家計にはどの程度の影響が出るのでしょうか。
Looopでは、電力自由化から10年にかけて10年間で試算したところ、それぞれの行動が積み重なることで、想像以上の金額差が生じることが明らかになりました。

まず、使っていない家電の電源プラグを差しっぱなしが、隠れた電力消費へとつながる「正体不明のゴースト損」は、10年間で約70,680円。
「壊れていないから」と10年以上前の家電を使い続けることで生じる、節約のつもりが裏目に出る「長持ち美徳損」は、10年間で約38,100円。
冷蔵庫の詰め込みすぎなどで生じる「24時間のじわ損」は、10年間で約46,700円。
さらに、暑い・寒いと感じるたびにエアコンの設定温度を上げ下げする、たった「1℃損」でも、10年間で約25,900円という、結果となりました。
そして、これらすべてに当てはまった場合、合計額は、約181,380円にも...!
日々の何気ない行動の積み重ねが、気づかないうちに家計へ大きな影響を与えていることがわかりました。
Topics5 「ムダ電気習慣が集中する、“チリツモ電気ファミリー”の存在が明らかに。」
さらに今回の調査では、4つのムダ電気習慣すべてに「当てはまる」と回答した245世帯について分析を行いました。
その結果、一人暮らしや二人暮らし、実家暮らしなどと比べ、配偶者・パートナーと子どもが同居するファミリー世帯の割合が最も高く、全体の35.9%を占め、いわばチリも積もれば大きな負担になる“チリツモ電気ファミリー”が存在する実態が見えてきました。

そして、こうしたチリツモ型の負担は、短期的には小さくても、長期的に見れば決して無視できません。
物価高が続くいま、できるところから一つずつ行動を見直すことで、暮らしが少し楽になる可能性もあります。
今回の調査結果をきっかけに、日々の過ごし方や電気との向き合い方を、ほんの少し見直してみてはいかがでしょうか。
3. 「電気代はどこも同じ」は本当?これからの電気代と選択肢
Topics6 「 「電気代は、どこも同じ」は、本当?事実、新電力利用者の60.5%が「安くなった」と回答」
そして節電に対する意識もですが、「大手電力」と「新電力」で本当に電気代に差はあるのか、乗り換えても安くならないのではないかと感じている人も少なくありません。
そこで調査では、実際の利用実態に基づいた声を把握するため、「現在、新電力を利用している」と回答した人を対象に、これまで利用していた大手電力会社と比べて、電気料金はどう感じているかを尋ねました。
その結果、「大手電力会社と比べて安くなったと実感している」と回答した人は60.5%にのぼり、半数以上が料金面での変化を実感していることが明らかになりました。

さらに世帯構成別に見ると、配偶者・パートナーと子どもが同居するファミリー世帯では、64.1%が「安くなった」と回答しており、電気使用量が多くなりがちな世帯ほど、電力会社や料金プランの見直しによる効果を実感しやすい傾向がうかがえます。

電気の品質や供給の安定性といった点では「大手電力」と変わらない仕組みで提供されている「新電力」についても、料金面を含め、改めて理解を深める余地があるといえそうです。
Topics7 「2026年4月は「電力小売全面自由化」から10年と物価高対策が終了。新生活前に見直したい、電気代」
「電力小売全面自由化」から10年を迎える2026年4月1日には、政府が物価高対策として実施してきた「電気・ガス料金負担軽減支援事業(電気・ガス料金補助)」も終了予定です。この3か月間で支給された約7,000円(1か月あたり約2,333円)相当の補助について、その受け止め方を調査で尋ねたところ、「月あたり3,000円以上の補助が必要だと思う」と回答した人が67.7%にのぼり、現在の補助額では家計の負担軽減として、十分とは感じられていない可能性が示唆されました。

補助に頼ることが難しくなるこれからの春だからこそ、一人ひとりが「電気」とどう向き合うかを改めて考えるタイミングともいえます。
本調査結果が、新生活に向けて、よりあたたかく無理のない暮らしを準備するきっかけとなれば幸いです。
調査概要
調査名称:「暮らしに関するアンケート調査」
調査手法:インターネットアンケート
対象:全国の1,019名
調査期間:2026年1月9日(金)
調査主体:株式会社Looop
4. 期間限定!「交通広告」のご紹介
いま、立ち止まって考えたい。電気代10年の歴史と豆知識を届ける「交通広告」が、首都圏の駅構内に登場!
今回の調査では、節約を意識している人が多い一方で、電気料金の仕組みや選択肢を十分に理解できないといった、何気ない習慣の積み重ねによって、気づかないうちに電気代が家計の負担へと響いていく状態、すなわち「チリツモ電気」の実態が見えてきました。
2026年は、誰もがライフスタイルに合わせて電力会社を選べる時代です。そして実際に、新電力を利用して「安くなった」と感じている人もいるという結果も出ています。
こうした現状を踏まえ、電気代について改めて考えるきっかけを届けたいとの思いから、「電力小売全面自由化」10年を迎える2026年4月に向けて、Looopでは交通広告を掲出します。
本広告では、「電気代10年の歴史」として、2016年から年々高騰している10年分の明細書とともに、その時代ごとの「電気トピックス」や日々の暮らしに役立つ「電気代の豆知識」を紹介します。
通勤・通学の合間に、電気代や電力の選び方について立ち止まって、考えるきっかけとなれば幸いです。


※画像はイメージです
掲示概要
掲示期間:3月16日(月)〜3月29日(日)
掲示場所:首都圏の交通広告の展開
※駅及び、駅係員へのお問合せはご遠慮下さい
本企画の制作背景を知りたい方は...!
「Looop」公式noteを、ぜひご覧ください。
https://note.com/looop_pr/n/n09ee587b04e9