2018.11.29
お知らせ
銚子新電力株式会社への共同出資に関する協定締結及び、銚子電力への商号変更について
株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長 CEO:中村 創一郎、以下Looop)は、千葉県銚子市(市長:越川 信一、以下銚子市)、株式会社エックス都市研究所(本社:東京都豊島区、代表取締役:内藤 弘、以下エックス都市研究所)、銚子信用金庫(理事長:松岡 明夫、以下銚子信金)、及び銚子商工信用組合(理事長:伊東 輝侑、以下銚子商工)とさらなる地域に根差した事業展開を行っていくため、銚子新電力株式会社への共同出資に関する協定を締結し、11月19日に協定書への調印式を行いました。
また、本協定書締結式を機に、「銚子新電力株式会社」から「銚子電力株式会社」へ商号変更いたしました。
【事業背景】
市外に流出する電力を地域内で消費する再生可能エネルギーの地産地消の取り組みを通じ、地域内での資金循環による地域活性化や電力事業における利益の地域還元を図ることを目的として銚子市、Looop及びエックス都市研究所の三者により、銚子新電力株式会社を基本協定に基づき平成30年6月26日付で設立いたしました。
これまで、来春からの電力供給開始を目指し、事業計画の策定のほか、小売電気事業者登録手続きや市内再生可能エネルギー発電事業者との電力調達に関する交渉などを行ってきましたが、さらなる地域に根差した事業展開を図っていく上で、地元金融機関の協力が必要となることから、銚子信金及び銚子商工の両者に銚子新電力株式会社への参画を依頼いたしました。
本協定において、Looop、銚子市、エックス都市研究所、銚子信金、銚子商工は銚子電力株式会社への共同出資を行い、事業の本格展開を推進してまいります。
現状、既に銚子市内の再生可能エネルギー発電事業者からの電力調達契約を進捗させながら、市庁舎をはじめとした市内公共施設への電力供給を行っております。今後、市内事業者、一般家庭への電力供給を順次行っていく予定です。
▼銚子電力サイトはこちら▼
https://choshi-denryoku.co.jp/
※2018.11.28追記
【銚子市 越川 信一 市長 コメント】
銚子は、風況及び日射量ともに恵まれ、風力発電や太陽光発電といった再生可能エネルギー発電事業が活発に行われている地域です。
一方で、製氷工場や冷蔵・冷凍倉庫などといった大量に電気を消費する施設を保有する事業所も数多く存在しています。
銚子電力では、こうした需要と供給を結びつけることで、電力の地産地消による地域循環型社会の構築や公共施設・地場産業の電力コストの削減、事業収益を活用した地域貢献事業などに取り組んでいきます。
「官民金」で連携を密にし、事業を進めていきたいと思います。
市民をはじめ皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
【株式会社Looop 代表取締役社長 CEO 中村 創一郎 コメント】
先日、銚子さんまマラソンに参加し、地域の人から声援をいただき地域の温かさに触れたと同時に、銚子の風や日射量を実際に感じ銚子で風力発電・太陽光発電を行うことがいかに適しているのか実感いたしました。
太陽光発電に関しては弊社の強みを生かし、銚子内で家庭用太陽光発電の普及を目指してまいります。
風力発電及び太陽光発電の適している銚子で弊社の力を最大限発揮し、電力の地産地消、地域課題の解決に尽力してまいります。宜しくお願いいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Looop コンタクトセンター
TEL:03-4577-9001(平日9:00~18:00)
Webサイトからのお問い合わせ:お問い合わせフォーム