2020.02.25
プレスリリース
Looopが天候デリバティブ商品を損害保険ジャパン日本興亜株式会社と共同開発
株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長:中村 創一郎)は、冬季の気温変化に伴うリスク低減を目的として、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:西澤 敬二)と天候デリバティブ商品を共同開発しました。
天候デリバティブとは、気象現象によって発生するリスクを取引の対象とする金融派生商品の一種です。損害保険とは異なり、気象現象を直接の対象とした権利を売買します。
電力事業においては、一般に厳冬時には需要が増加し、高騰する電力市場から電力を追加的に調達することになります。一方、暖冬時には需要が減少し、あらかじめ調達していた電力に余剰が発生することになります。これらはいずれも収益の減少につながります。
本商品は、気温変化と調達費用変化の関係の分析結果に基づき、冬季の気温が事前に定めた基準に対して下振れした場合でも、上振れした場合でも、乖離分に応じた金額を受領できるよう設計されており、厳冬・暖冬時双方のリスク低減ができる電力業界初※の商品となっています。
Looopは本商品を利用することにより、収益リスクを低減し、事業安定化につなげることができます。
弊社は安定して安価に電気を供給できるよう、引き続き取り組んでまいります。
※Looop調べ
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株式会社Looop コンタクトセンター
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