2020.01.01
お知らせ
2020年年頭所感:気候変動への対策を本気で
株式会社Looop
代表取締役社長 中村 創一郎
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年は平成最後の年、そして令和元年として新しい年号が始まった年でした。ラグビーワールドカップでの日本代表の躍進もあり素晴らしい1年であった一方で、巨大台風の上陸、大雨による洪水被害等、気候変動の影響と思われる自然災害に見舞われました。自然災害だけではなく、首里城炎上、京都アニメーション放火事件などの人災も多くあった1年であったとも思います。温暖化が進み、気候変動に対する有効な対策を世界的に見出だせない中で、台風や集中豪雨の被害は年々増加していくことが予想されます。
そんな中、我々Looopにできることは2点あると考えます。
1点目は再生可能エネルギーの導入を進めCO2の削減に貢献すること。創業以来進めてきた太陽光発電の導入に加え、風力・地熱・水力といった他の発電方法に範囲を広げ、地域に合わせた最適な再生可能エネルギーの導入を進めていくことです。
2点目は、分散型電源の導入です。今後も多発するであろう自然災害に対し、電源を分散して配置することは有効な手立ての一つです。加えて、蓄電池の導入を合わせて行うことで、災害後の復旧を早期に行うことが可能と考えております。再生可能エネルギー×分散化。これは世界の潮流でもあり、電線インフラが整っていない地域に導入することは、コスト的なメリットも大きいと考えます。
最後に私は経営者でもありますが、5人の子供の父親でもあります。先日のCOP25でのグレタ女史の叫びに心動かされました。グレタ女史の叫びに対し世界の反応は様々であり、肯定的な人々がいる一方で、否定的な意見を言う人たちも少なからずいました。世界の向かうべき方向は必ずしも一つではないし、そうである必要もないと思います。しかし、大人の本気を子供たちに見せるという1点においては一致するのではないでしょうか。令和2年はLooopの本気を子供たちに見せることができる1年にしたいと思っていますし、世界の大人が本気で気候変動への対策を考える1年になることを祈願いたします。