2021.02.16
プレスリリース
銚子市の「ゼロカーボンシティ銚子」にLooopと銚子電力が連携
銚子市(本庁:千葉県銚子市、市長:越川 信一)は2021年2月16日、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを目指す、「ゼロカーボンシティ銚子」を表明し、株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長:中村 創一郎、以下Looop)と銚子電力株式会社(本社:千葉県銚子市 代表取締役社長:伊東 孝之、以下銚子電力)は銚子市と連携し、官民協働による再生可能エネルギーの導入促進をはじめとした持続可能なまちづくりを進めることを2021年2月16日付で合意したのでお知らせします。
■ゼロカーボンシティ銚子
近年、猛暑や豪雨被害など、地球温暖化が原因とされる気候変動による影響が深刻化しています。IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)特別報告書でも2050年までにCO2排出量をゼロにする必要があることが示されました。環境省では、2050年までにCO2などの温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を表明した自治体を「ゼロカーボンシティ」とし、全国の自治体に対し参画を呼びかけています。銚子市もこの呼びかけに賛同し、地球温暖化防止の意識啓発をより一層高め、再生可能エネルギーの利用や導入を推進するため、「ゼロカーボンシティ」を表明しました。
■概要
2050 年を見据えた脱炭素化の実現に向け、銚子市・銚子電力・Looopの協働で官民連携による再生可能エネルギー導入の推進、地球温暖化防止をはじめとする地球環境保全への貢献に長期的な視点で取り組みます。
■取組内容
公共施設における銚子市由来の再生可能エネルギー電力の利活用の推進
2021年度に統合される「銚子西中学校」に、2021年4月より、銚子電力がLooopから調達する銚子市内の陸上風力発電所「銚子ウィンドファーム」(運営:コスモエコパワー株式会社)で発電された再生可能エネルギー由来の電力と、非化石証書を組み合わせてCO2排出係数ゼロの電力を供給します。身近に存在する電力を通じ、未来を担う子どもたちが地球温暖化対策や環境保全を考える機会となり、環境教育の推進にも寄与するものと考えています。今後は、全ての公共施設に対するCO2排出係数ゼロの電力の供給を目指し、空き公共施設への太陽光発電設備の導入などを検討していきます。
■今後の連携イメージ
今後は、自家消費型太陽光発電設備や蓄電池、電気自動車(EV)等の蓄電設備の導入促進を図り、銚子市内で発電した電気を地元で消費する、再生可能エネルギーの地産地消モデル構築を目指します。またLooopのエネルギーマネジメントの知見を活かし、発電した電気を域内で融通し合うことのできるスキームを構築し災害に強いスマートコミュニティの構築を進めます。
今後も、銚子市、銚子電力、Looopの三者による連携強化を図り、ゼロカーボンシティ実現に向けた取組を推進してまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Looop Looopでんきコンタクトセンター
お電話でのお問い合わせ:0120-707-454(年中無休 9:00~20:00)
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