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2022年 年頭所感:イノベーションの力で脱炭素を推進

2022.01.01

お知らせ

2022年 年頭所感:イノベーションの力で脱炭素を推進

株式会社Looop
代表取締役社長 中村 創一郎

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

一昨年に始まったコロナ禍はまだまだ収束せず、ウィズコロナの時代に突入したといってよいでしょう。そうした中で脱炭素についても新たな風が吹く一年となりそうです。

昨年は民間でも企業が新たにコーポレートPPAを実施するなど、多くの企業からカーボンニュートラル実現に向けた計画が発表され、脱炭素に向け着実に歩みを進めた一年でした。自治体でも「ゼロカーボンシティ」宣言が相次ぎました。弊社も昨年2月に銚子市、銚子電力と官民一体となって2050年までにCO2排出実質ゼロを目指す、「ゼロカーボンシティ銚子」を共同宣言しました。

また、新築住宅の6割に太陽光設置を義務付けする案が政府から出されるなど、住宅部門でも脱炭素達成に向けた動きが本格化しました。弊社も10月に、ユーザーにとっての経済メリットをしっかりと出しながら住宅向け太陽光と蓄電池をご提供する「とくするソーラー 蓄電池付プラン」を新たにリリースしたほか、業界最安値に挑戦した電力小売プランの環境価値オプション「eneco(エネコ)」の提供を4月より開始し、より再生可能エネルギーを身近に感じていただけるようなサービスのご提供を開始しました。

特に嬉しかったのは、再生可能エネルギーを「創る」「コントロールする」「届ける」をワンストップで行ってきた弊社の知見を結集させた分散型エネルギーマネジメントシステム「エネプラザ」が「令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞したことです。最初の導入先となるさいたま市浦和美園におけるスマートホーム・コミュニティも12月に完成となり、今後もエネプラザの全国展開を進める所存です。

本年も自治体や企業と歩みを共にしながら、再生可能エネルギー普及による脱炭素実現を推進し、弊社のビジョンである「エネルギーフリー社会の実現」に向け全力で邁進してまいります。