2021.06.11

CSR活動

銚子電力×Looop発電教室 | in 銚子西中学校2021

再生可能エネルギーやSDGsについて学ぶきっかけに

地域電力・銚子電力とのコラボレーションイベント「銚子電力×Looop発電教室」を、2021年6月4日(金)、銚子市立銚子西中学校の一年生・二年生を対象に開催しました。「Looop発電教室」は再生可能エネルギーについて楽しく学んでいただくことを目的として、Looopが2018年から開催している環境教育プログラムです。環境月間である6月に未来を担う生徒の皆さんへ、環境やSDGsについて考えるきっかけを提供できればと、Looopが出資する銚子電力と共同で発電教室を開催することとなりました。

ゼロカーボンシティ銚子

風況が良く風力発電の開発が進む銚子市は今年2月、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明。銚子電力とLooopと共に官民協働で再生可能エネルギーの導入促進を進めることを宣言しました。
その取り組みの一環として、銚子電力は4月より、銚子西中学校にCO2排出係数ゼロの電力を供給しています。事前にとったアンケート結果から多くの生徒さんも銚子電力のことを知ってくれていることが分かり、地元の方々に受け入れられている様子がうかがえました。

地球温暖化について

地球温暖化が進むと病気や飢餓が広がる、異常気象による災害が増えるなどの影響があること、世界では共通の目標としてパリ協定が採択され、日本でも昨年2050年カーボンニュートラルが宣言されたことなどをお伝えしました。講演に対し、生徒さんが真剣に耳を傾けてくれました。

実演「太陽光パネルを使って扇風機を回してみよう」

実際に太陽光パネルを発電させ扇風機を回し、その仕組みを解説しました。実際に扇風機が回り始めると驚きの声が上がっていました。

再エネクイズ大会

「日本での再生可能エネルギーの割合は?」「銚子市の洋上風力発電所は何世帯分の電気をまかなえる?」などの再生可能エネルギーに関するクイズを出題。事前にお答えいただいた先生方の平均点を超えた生徒さんには景品を進呈しました。
先生方との勝負に大盛り上がり。一問ごとに「よっしゃー!」「間違えた!」などの声が上がりました。特に反響が大きかったのが、銚子市で計画されている洋上風力発電所は17万世帯分の電気を生み出すというお話。生徒さんは「そんなにー!」と驚いていました。

質問コーナー

「風車一基でスマホ何台分充電できますか?」「風車一回転でどれくらい発電しますか?」など、再生可能エネルギーについて積極的に質問してくれました。ユニークで鋭い質問の数々に生徒のみなさんの再生可能エネルギーに対する興味の深まりや、熱意が伺えました。

パネル贈呈式

災害時の避難場所にもなっている銚子西中学校へ、災害時に活用できる太陽光パネルを贈呈いたしました。
また、せっかく学んでいただいた再生可能エネルギーについてもっと理解を深めてほしいという思いから、Looopが監修した再生可能エネルギーについて楽しく学べる絵本『再生可能エネルギー図鑑』を寄贈いたしました。

今回のイベントを終えて、生徒さんからは「小さなことからSDGsに貢献していきたいと思った」「再生可能エネルギーの良さが分かった」という感想をいただくことが出来ました。

Looopは今後も発電教室のような学校向けのイベント開催などを通じて、再生可能エネルギーを身近に感じていただけるような機会の創出を続けてまいります。