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リスクマネジメントを考えた産業用太陽光発電!把握すべきポイント3点

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リスクマネジメントを考えた産業用太陽光発電!把握すべきポイント3点

産業用太陽光発電はビルや倉庫の屋根、遊休地などのスペースを利用してソーラーパネルを設置し、発電した電気を売って収入を得るというものです。一度設置さえすれば、定期的にお金が入ってくるので、導入を検討している方も少なくないでしょう。しかし、何事にもメリットがあればデメリットもあります。それを考えずに導入すれば、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。そこで、産業用太陽発電導入の際のリスクとその回避方法についてご説明します。

設置費用やメンテナンス費用が高め!実際にいくらかかるもの?

確かに、産業用太陽光発電は一度設置してしまうと副収入として収益を得られるため魅力的です。しかし、問題は投資コストです。産業用太陽光発電の設置費用は1kwあたり、30万円~40万円ほどだと言われています。また、産業用太陽光発電としての要件を満たすためには、10kw以上の発電設備が必要です。仮に10kwギリギリとしても、設置費用には300万円~400万円かかる計算になります。

それに、太陽光発電にはソーラーパネルの他にパワーコンディショナが欠かせません。しかも、50kwを超える規模の発電設備になれば、大容量のものが必要になり、コストが大幅に上乗せされます。100kw増えるごとに、およそ100万円~150万円の費用が上乗せとなり、同時に、電気主任技術者を専属で置かなくてはならないため、契約保守料が毎年50万円~70万円程度かかるのです。

さらに、メンテナンス費用の問題もあります。産業用太陽光発電の場合、20年間固定価格で電気を買い取ってくれますが、その間に当然設備は劣化し、修理費が発生します。50kwの太陽光発電の設備を設置する場合、初期費用のおおよその目安が2000万円だと言われています。したがって、産業用太陽光発電を導入するためには、まず設置費用にメンテナンス費用を加えた総コストがいくらで、それを回収するにはどの程度の期間がかかるかを慎重にシュミレーションすることが大切です。そうすることで、高い費用をかけて導入したのに全然元が取れなかったということが未然に防げるかと思います。

思わぬリスクが!?優良業者選びが必要不可欠!

産業用太陽電池の導入を成功させるには、優良業者の選定が必須です。なぜなら、この業界にはずさんな仕事をする業者も存在するからです。一度の設置だけで多額の利益が生まれ、しかも、契約相手のほとんどが太陽光発電について詳しくないため、適正ではない金額をふっかけようとする業者がいます。そうした業者に騙されないためにも、自分自身であらかじめネットなどで業者の評判を調べ、その上で、1社だけでなく複数の業者に見積もりを依頼して比較検討するなどを行い、業者選定の目を鍛えることが大切です。

また、太陽光発電は機器を設置してそれで終わりではありません。その後のアフターメンテナンスが重要です。したがって、業者と契約する前に、設置費用だけでなく、アフターサービスがどうなっているかも合わせて詳しく確認する必要があります。さらに、コストやアフターサービス自体は問題なくても、『すぐに元がとれますよ』などといった言葉に乗せられて設置してみれば、思ったより発電量が得られなかったというケースもあります。シミュレーションをしっかりできない業者だと、最初の見込みが甘く、こちらが大きな損をしてしまうのです。それを避けるためにも、実績と経験の豊富な業者を選ぶのがおすすめです。

発電量は常に同じではない!太陽光発電の特徴を捉えよう!

太陽光発電の最大の問題は、発電量が不安定な点です。太陽の出ていない夜間に発電ができないのは当然だとしても、たとえ昼間でも雨の日の発電量は、晴天時の10分の1~20分の1以下になってしまいます。したがって、『1日の発電量がいくらだから1年間ではこれだけの発電量になる』とは単純には計算できないのです。全国的にみても、太平洋側に位置する関東、四国、九州などは年間日照時間が1800時間~2100時間ほどあるのに対して、日本海側の山陰、北陸などは1400時間~1600時間程度と大きな差があります。

また、太陽光発電を行うには、冬より日差しの強い夏の方が有利だと思いがちですが、ソーラーパネル内部のシリコンは、高温になると発電効率が低下する性質があります。12月~2月の発電効率の損失率は5%~10%ほどですが、夏日が続く6月~8月になると、損失率は約10%~20%にもなるのです。この事実は、温暖な沖縄や九州が必ずしも太陽光発電に有利とは限らないことを示しています。

また、同じ地域であっても、ソーラーパネルの方向や日光との角度によっても発電量は変わってきます。例えば、ソーラーパネルが北側を向いている場合は、南向きと比べておよそ3分の2程度の発電量しか得られないと言われています。それらの条件をよく検討せずに太陽光発電の設備を設置すれば、発電量は最初の想定を下回る可能性が高くなるでしょう。

以上のように、契約する業者の良し悪し、コスト計算、発電量予測の3点が産業用太陽光発電を導入する上でのリスクとなります。しかし、逆に言えば、その3点さえしっかりとクリアすれば、成功は大きく近づいてくるはずです。

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